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【ツボ解説】頭臨泣(あたまりんきゅう)GB15 〜おでこのシワが気になる人は

【ツボ解説】頭臨泣(あたまりんきゅう)GB15 〜おでこのシワが気になる人は

今回取り上げるツボは

頭臨泣穴

です。

頭臨泣(あたまりんきゅう)GB15

前頭部にあり、以前に解説した率谷穴
と同じ胆経(GB)に属しています。

胆経は、顔から側頭部を巡っているので、
美容鍼の分野では登場する機会が多いですね。

昔、経穴を勉強し始めた頃は、
「頭の臨泣」と言っていましたが、
最近では「頭臨泣」と呼ばれる事の方が多い様です

臨泣は足にもあるので、区別しています。

頭臨泣穴の場所

瞳の真ん中を真上に上がり、
髪の生え際から約1.5センチにあります。

頭臨泣(大泉井頭針灸院)

生え際が後退している方でも、元々の生え際です。
眉毛を動かしても
皮膚が動かない所との境目が生え際です

少し窪んで触れる事が多いツボです。

頭臨泣穴の効果・効能

ツボの名前に「泣」とある通り、
目や鼻の疾患に使います。

とても良いツボだと思いますが、
かつての私はあまり使う事が無かったです。

というのは、臨泣は足にもあって(足臨泣)、
こちらの方が使いやすかったからです。

めまいやのぼせの症状のある方には、
頭のツボは使いづらいですから
(使えない訳では無いですが…)、
同じ臨泣ならば足を使っていました。

しかし、美容鍼をするようになってからは、
状況は一転、頻繁に使うツボになりました。

頭臨泣穴の美容鍼

頭臨泣穴は、眉毛の引き上げに使います。

そして、そのことで目蓋を軽くして、
目をパッチリさせる効果が得られます。

この効果は、同じ胆経のラインに続く、
目窓穴(GB16)
正営穴(GB17)
でも同様です。

その方の状態やツボの反応を見ながら、
適宜、効果的なポイントを探す事になります。

ですが、そのラインで探っても、
結局、頭臨泣穴に鍼をする事が多いです。

そこで私は、眉のリフトアップが主目的の時は、
頭臨泣穴よりも後方の胆経に鍼をする場合でも
頭臨泣穴に鍼をする意識で打つ様になりました。
その方が頭皮の反応も良く効果的なので…

ところで、表題に書きました
おでこのシワ」の話をしましょう。

シワに対する美容鍼としては、
そのシワに直接鍼を打つ場合と、
皮膚をリフトアップさせて
シワを寄りにくくさせる場合があります。

シワに直接打つ鍼は、
比較的年配の方に見られる
「皮膚に刻まれてしまったシワ」
に対して行う鍼です。
これは、長年シワが寄っている事によって
皮膚が変性しているシワで、
それ用の対処が必要になります。

これに対する鍼については、
また記事を改めて書く事にします。

それに対して、皆さんが悩んでいるシワの多くは、
表情の動きによって皮膚が寄って出来るものです。

このシワは、無表情の時には現れません。

年齢にもよりますが、
笑った時のほうれい線や目尻のシワなども、
ほとんどがこれにあたります。

そして、今回のお話のおでこのシワもそうです。

おでこのシワのほとんどは、
自分で眉毛を引き上げる時に出来ます。
これは、目を大きく開けようとする動作で、
無意識にやっている場合も多いです。

この動作を止めなければいけません。

ご自分の精神力で止められれば良いのですが、
無意識に癖になっている場合は
難しいケースも多いです。

そこで、当院の美容鍼で行なっているのは、
目蓋を軽くする鍼です。
目蓋が軽くなると、わざわざ自分で
眉毛を引き上げなくても、目が開きやすくなります。

そして、頭臨泣を使って元々の位置から
眉毛を引き上げる事で、
おでこにシワを寄せてまで、
自分で持ち上げなくてもよくなるのです。

これは、ご本人の癖に関わる事なので、

鍼をすれば解決!

と言えるほど簡単ではありません。

ご本人の意識と鍼の効果との
噛み合わせを上手く調整しないといけません。

また、美容鍼だけでなく、
小顔矯正や痩身のコースでも
同様の調整が必要な事は多いです。

まとめ

今回お話した、無意識の癖、というものは厄介です。
こちらが指摘したからといって、
直ぐに改善されるものでもありません。

しかし、お顔や身体のお悩みには、
同様のケースが多いのです。

眉をひそめる癖が眉間のシワを作っていたり、
二重アゴを気にして
顔が前に出て猫背になっていたり。

その他、思わぬ癖が
身体の痛みや不調の原因になっている事もあります。

また、逆に、気が付いていなかっただけで、
分かってしまえば直ぐに解決する場合もあります。

何れにしても、ご相談頂かない事には始まりません。

当院にご来店の際には、
ご遠慮なく言って頂ければ、と思います。