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【ツボ解説】巨髎(こりょう)ST3 〜 左右のバランスが気になる人へ

【ツボ解説】巨髎(こりょう)ST3 〜 左右のバランスが気になる人へ

練馬区大泉学園の大泉井頭針灸院
院長のツボ解説、
今回のツボは、巨髎穴です。

巨髎穴は、ネット上に上がっている
美容鍼の画像などを見ても、
使っている鍼灸師が多いツボですね。

巨髎(こりょう)ST3

足の陽明胃経(ST)に属しているツボです。

以前に解説した承泣穴四白穴に続く、
胃経の3番目のツボです。

巨髎穴の場所

瞳の中央から真下に降りて来て、
鼻の一番下の高さに取ります。

巨髎(大泉井頭針灸院)

頬骨の出っ張りの少し下辺りで、
押すと響く場所です。

よく探ると、左右で位置が違う方も多いですね。

巨髎穴の効能

三叉神経痛、顔面神経麻痺などに使います。
場所的にも、鼻疾患、歯痛などにも効果的です。

でも、通常の治療の鍼としては、巨髎穴の上の
四白穴の方が使いやすいかも知れません。
神経的にも四白穴は神経の出口にありますから、
鍼の反応も引き出しやすいと思います。

でも、巨髎穴には、これ独特の使い方があります。

巨髎穴の美容鍼

美容鍼としての巨髎穴では、
私は顔の左右のバランスを取る時に使います。

頬の膨らみの形や頬の膨らみの
一番高い位置が左右非対称な事を
気にする方が意外と多いのです。

これは、生まれつきの骨の形に
由来している事が多く、
その場合、鍼で根本的に解決する事は
出来ないのですが、
皮膚や筋肉に干渉する事で、
ある程度、左右対称に近付ける事は出来ます。

美容鍼の場合、
機能回復ではなく見た目の問題だけなので、
これで十分だと考えています。

さて、左右差対策の鍼ですから、
左右同じ場所に打つ事はありません。

片方だけ、巨髎穴ではなく
小腸経の顴髎(けんりょう)穴に
打つ場合もありますし、
ほとんど四白穴に近いポイントを使う事もあります。

皮膚の引き方や寄せ方も、左右で変わって来ます。

これは、その方の顔の状態によりますので、
ケースバイケースです。

ただ、私は、左右で鍼の打つ位置が変わっても、
常に巨髎穴を使っている、
と意識する様にしています。

他のツボの位置までズレたとしても、
鍼の角度や方向を工夫して、
巨髎穴に効かせる様に打っています。

そうしないとあまり効きません。

まとめ

人間の顔や身体が左右対称という事はあり得ません。

アンシンメトリーが当たり前です。

本当にシンメトリーな人がいたら、
CGかサイボーグの様に見えてしまうでしょう。

それでも、綺麗になる為には、
人はシンメトリーを目指すのですね。

でも、少しだけシンメトリーに近付く事は、
綺麗になる為の確かな手段の一つです。
求めても、決して辿り着けないゴールなのですね。