背中の上部、肩甲骨の内側(肩甲間部)が痛い、
と訴える方は意外と多いです。
腕を使った時に痛んだり、身体を前に曲げると痛かったり、中には息をしても痛んだりする方もいます。
この場合、肋骨の外傷、肋間神経痛、他の部位や内臓からの関連痛などが考えられますが、最も多いのは、腕の使い過ぎから来る肋骨の関節痛です。
肩甲間部には、背骨と肋骨の関節があり、この関節やその周囲の軟部組織の炎症を起こしている事が多いです。

画像では、そこに直接鍼をしているところです。
これだけで治る訳では無いですが、鍼の抗炎症作用を利用しています。
概ね、施術後、数十分程度で良くなって行きます。