大泉井頭針灸院

ツボ解説 四瀆

【美容鍼のツボ】四瀆(しとく)TE9 〜 コリを緩めてお顔を綺麗に

今回も補助的に使う美容鍼のツボ

四瀆穴

です。

四瀆(しとく)TE9

ツボ解説 四瀆

三焦経に属しています。
私にとっては、非常に使用頻度の高いツボです。

治療用のツボとしても、美容鍼の補助的なツボとしても、とても反応の引き出し易いところです。

四瀆穴の場所

前腕の手の甲の側の中央部にあります。
中央よりよりやや肘に近く、橈骨と尺骨という二本の骨の間に取ります。

四瀆穴の効能

用途の多いツボで、鍼灸師によって使い方が様々なツボだと思います。
私は、長野式の鍼灸理論が好きなので、筋緊張の緩和に良く使います。
寝違いなどには本当に良く効きます。

四瀆穴も「上四瀆」と言われる、やや上方の骨の際を使っています。

それから、難聴にも良いです。
特発性難聴などの正体が掴みにくいものには必須のツボになっています。

四瀆穴の美容鍼

美容鍼としては、肩こりや疲れ目などの筋緊張の症状を持っている方に使っています。

緊張が解かれて血流が良くなる事で、顔色が良くなり、くすみなどにも効果があります。

更には、肌のターンオーバーも正常化してくるので、美容分野にも大きく貢献してくれるツボですね。

まとめ

美容鍼は、顔面に鍼を沢山打つイメージがありますが、それだけでなく、手足のツボを効果的に使う事が大切だと思います。

大泉井頭針灸院の美容鍼は、お顔に打つ鍼をなるべく減らす事を考えて施術しています。