今回のツボ解説は
天牖穴
です。
天牖(てんゆう)TE16

手の少陽三焦経に属するツボです。
大泉井頭針灸院では非常に良く使うツボです。
天牖の場所
耳たぶの後ろの骨のでっぱり(乳様突起)の後下方で、胸鎖乳突筋の後縁の陥凹部に取ります。
押すと中に響く感じのする所です。
天牖の効能
頚痛(胸鎖乳突筋の片側の痛み、寝違いなど)、頭痛に良く効きます。
そして、当院でよく使うのは、呼吸器系の変動に対してです。
天牖穴の変動は、扁桃の炎症を表しているのはよく知られています。
従って免疫系の調整にもよく使います。
これらの効能は漢方では金経(肺の経脈)に属する反応で、呼吸器系や皮膚系の治療に役立ちます。
ちょっと話がややこしくなったかも知れませんね。
端的に言えば、風邪や咳、アレルギー、皮膚炎などによく使う、ということです。
これらに関係した他のツボと連携させて刺鍼しています。
なお、扁桃の炎症に対する場合には、天牖のすぐ上にある翳明穴も含めてエリア的に判断する場合がほとんどです。

翳明は面白いツボなので、これについてはまた改めて記事にしたいと思います。