今回は、前出した天牖穴のすぐ近くのツボ
翳明穴
の解説です。
翳明(えいめい)

翳明は経外奇穴と言って、主要な十四経脈に含まれていないツボです。
経脈の特長を踏まえたツボの運用には向かないものの、ツボそのものの効能はとても優れています。
あまり使われない正経のツボよりも、よほど使用頻度の高い奇穴も多いです。
翳明もそんなツボのひとつです。
翳明の場所
耳たぶの後ろの骨のでっぱり(乳様突起)の後下縁にあります。
天牖穴のすぐ上になります。
翳明の効能
耳疾患、特に中耳炎の特効穴と言われています。
それはそれとして、大泉井頭針灸院では筋拘縮性頭痛(肩こり頭痛)の治療穴として大活躍しています。
ポイントか深いので慎重な運用が必要で、患者様を選ぶ鍼ではありますが、その即効性には目を見張るものがあります。
それから、天牖穴と同様の運用としても使います。

免疫系の調整や扁桃の炎症への鍼です。
天牖の解説でも書きましたが、翳明と天牖は近いのでこの辺りを探って反応を見ながら使っています。
この使い方では鍼は浅く使っています。