大泉井頭針灸院

疲れ目からくる緊張型頭痛の対処法と予防法

疲れ目が原因となる頭痛の中でも、緊張型頭痛に悩まされる人は非常に多く、緊張型頭痛は、慢性頭痛の中で最も多いものです。
最初は、単なる疲れ目だったものが、眼精疲労となり、頭痛を発症します。

緊張型頭痛

この頭痛については、以前の記事でも書きましたが、いわゆる「肩こり頭痛」です。
肩部や頚部、頭部の筋肉が緊張する事によって、神経が刺激されて頭痛が起きます。
頭を締め付けられる様なキリキリとした痛みが現れます。

 

緊張型頭痛の対処法

とにかく、筋肉の緊張を緩めなくてはいけません
ストレスが大きな原因になるので、リラックスして十分な睡眠を取るのが最も効果的です。

しかし、それが自由にできる様な環境なら、始めから頭痛にはならないかも知れませんね。

時間のない中での対処法なら、ストレッチや運動も効果的です。
筋肉トレーニングではなく、なるべくリラックス出来る運動が良いです。

その時間も無い人は、温めて血行を良くしましょう。
じっくりと温めるに従って、頭痛が和らぐ筈です。

それでも楽にならない方は、マッサージや鍼治療などで、筋肉の緊張を緩めてもらうのも良いでしょう。

 

緊張型頭痛の予防法

筋肉の緊張を防ぎ、普段から血行を良くする事が大事です。

PCやスマホなどの使い過ぎによる疲れ目からの眼精疲労に注意しましょう。
疲れ目対策で書きましたが、連続して目を酷使する事を避けて、マメに休憩を挟む様にしましょう。
肩や首をグルグル回す、などのストレッチをするのも良いですね。

それから、意外と大事なのは姿勢です。
私の見る限り、肩こりと頭痛を併発している人は、殆どが姿勢が悪い人だと思います。
猫背を防止しなくてはいけないのですが、そうすると、背中を反らして胸を張ろうとする人が殆どです。
背中を反らすのでは無く、両肩を後ろに引く事で、胸を張らなくてはいけません
両方の肩甲骨を近付ける様にして、胸を張りましょう。

 

そして、当たり前の事ですが、最も大事な事は体調管理です。
風邪のごく初期には、肩こりが極端に酷くなる事もあります。
冷えに注意して、十分な睡眠をとる事が、何よりも大切です。