大泉井頭針灸院

大泉井頭針灸院 淵腋

【ツボ解説】淵腋(えんえき)左右のバランスをとりやすい

今日の大泉井頭針灸院のツボ解説は
淵腋穴
です。

淵腋(えんえき)GB22

足の少陽胆経に属しています。
あまりメジャーなツボとは言えないかも知れませんが、当院では結構良く使われるツボです。

淵腋の場所

腋窩の真下(中腋窩線上といいます)約9cm、第4肋間にあります。

淵腋の効能

肩こり、五十肩、胸痛などに使います。
私は五十肩に使う事が多いです。

五十肩の治療では、患側の淵腋穴に強い圧痛が多くみられ、
その場合は刺激の強めの鍼をするとよく効きます。
その時は当然ですが、場所が場所なので深刺し厳禁で十分な注意が必要です。
そして、淵腋穴だけでは効果が薄い場合は、
肩髃穴肩井穴などと併用して使う事も多いです。

また、淵腋穴の特長として上半身のアンバランスを整える働きがあります。
五十肩に効果があるのもこの働きだと思います。

他にも、胸満にお悩みの方の中で、特に片側の症状の強い方にはこの淵腋穴がよく効きます。
胸満とは、熱が昇って胸部に気が満ち過ぎている状態で、胸の痛みや張りが苦しくなる状態の事です。
この場合、輒筋穴(淵腋穴の前方約3cm)と併せて探ってポイントを決める事が多いです。

輒筋穴については、改めて次回に解説したいと思います。

また、左右のバランスを取るツボとしては、以前に帯脈穴を解説したことがありますが、
適宜、使い分けたり併用したりしています。